2008年09月09日

日常生活のCO2排出量を算出


環境省は日常生活における二酸化炭素(CO2)排出量を算出できるソフトウエアを開発し、2009年度から消費者に提供する。

電気やガスなどの使用量や、日用品や食料品などの購入量を基に、CO2排出量を自動算出する。
消費者に自らの排出量を認識させ、排出削減の意識を根付かせたい考えだ。


同省の有識者組織「温室効果ガス『見える化』推進戦略会議」(安井至座長=科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー)の下に分科会を設け、ソフトの具体的な中身を詰める。

企業や民間非営利団体(NPO)などが提供する既存の環境家計簿は主に電気やガス、ガソリンなどのエネルギー消費量をCO2算出対象としている。

同省が開発する「日常生活CO2診断ツール」は購入した日用品や食料品の製造、流通、廃棄段階でのCO2排出量なども計算対象に含め、家庭の排出量の全体像の把握を目指す。


日刊工業新聞より



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Posted by 株式会社トリム リサイクル事業本部 at 14:06│Comments(0)環境編
 
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