2008年08月28日

雨水を優先利用

ヤマハ発動機のマリンエンジン開発・製造子会社、ヤマハマリン(浜松市、加藤正平社長)は袋井工場(袋井市)に水循環システムを導入した。

マリンエンジンの運転試験のために工場内に容量340㌧の水槽を設置し、工業用水を使わず雨水と地下水でまかない、95%を循環させて再利用する仕組みを構築した。

既存の本社工場(浜松市)に比べると年間数千万円のコスト削減につながる見込み。


船外機などマリンエンジンの完成品の最終試験にプールが必要で、水を大量に使っている。
袋井工場では、300㌧規模の雨水をためるタンクを備えており、雨水を優先利用し、不足分に限って地下水を利用する。
地下水のくみ上げを抑え、工業用水は使わない。

ヤマハマリンは船外機の大型化に対応し、拡張余地のほとんどない本社工場から組み立て工程を袋井工場に順次移管している。
設備投資は70億~80億円で、来夏以降の年間生産能力は18万基程度の見込み。

来年には同じ規模の水槽を別に2個設置する計画だ。


日経産業新聞より



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Posted by 株式会社トリム リサイクル事業本部 at 17:05│Comments(0)企業編
 
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