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2006年02月10日

工場の排気、発電にリサイクル(デンソー)

自動車部品最大手、デンソーの安城製作所で先月24日に回り始めたこの風車はひと味違う。
自然の風がなくても回る不思議な風車――。
秘密は建物の壁に取り付けられた銀色の箱。二つ開けられた吹き出し口から常に風が流れ出る。
風速は毎秒8㍍。これだけでも発電は可能だが、自然の風の力も借りれば最大2㌔㍗の電力を作る。
小規模世帯なら生活できる電力量だ。
吹き出す風はダイカスト工場の排気・浄化装置から発生する。
今まで利用せずに捨てていたエネルギーに目を付けて、人工風と自然風という二つのエネルギーを併用する「ハイブリッド(複合)」風車を作り出した。


CO2削減を全社の目標としているデンソーは、工場の排水を利用した水力発電装置を設置するなど未利用エネルギーの発見に力を注ぐ。
風や水でもただでは捨てない。一円単位でコストを減らす製造業の精神は、環境保護でも有効だ。

日本経済新聞(夕刊)より


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Posted by 株式会社トリム リサイクル事業本部 at 17:11│Comments(0)企業編
 
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