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2005年06月18日

乾電池を無駄なく(RE機構)

旅先などでカメラを忘れたときに重宝する「レンズ付きフィルム」。
現像後、本体はリサイクルに回されるが、中に入っている乾電池は電気が残ったまま再資源化されるケースが多いという。
ここに目を付けた特定非営利活動法人(NPO法人)「RE機構」(東京都千代田区)と横浜市内の障害者施設は今年1月、この内蔵乾電池のリサイクル事業を開始した。

まずNPOがレンズ付フィルムから取り出した単三乾電池のうち、バッテリー残量が95%以上のものを業者から買い取る。続いて市内12カ所の障害者施設の入所者らが傷や液漏れ、さびなどをチェックしたうえで10本ずつにパック。ゲームソフトの中古ショップや福祉団体の店舗などに卸している。値段は1パック400円と新品のほぼ半額で、人気は上々という。
もともとNPO側はこの取り組みを10年ほどまえから静岡県内などでコツコツと続けていた。これがたまたま横浜市の担当者の目に留まり、同市内で展開するきっかけとなったという。市は施設とNPOの仲介役にとどまり、事業そのものは民間ベースで運営しているが、環境に優しい製品を優先的に導入する「グリーン購入」の対象品目に指定するなど、乾電池の販路拡大の後押しをしている。


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Posted by 株式会社トリム リサイクル事業本部 at 17:41│Comments(0)企業編
 
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