国際マンガサミット

株式会社トリム リサイクル事業本部

2008年09月07日 16:19

京都市左京区の国立京都国際会館をメーン会場に6日に開幕した「第9回国際マンガサミット京都大会」は、環境をテーマに、漫画家たちが即興で親しみあふれるキャラクターをパネルに描き、温暖化防止のメッセージを発信した。

「みんなで描く低炭素社会」のコーナーで、大会実行委員長の水島新司さんは、斉藤鉄夫環境相の描いた宇宙ホテルに滞在する「ドカベン」のキャラクター岩鬼正美の姿を描いた。
快適なホテル暮らしをする70歳の岩鬼に「地球にはいとられん」と語らせた。

実行委幹事長の里中満智子さんはかわいい宇宙人をパネルに展開させ、「美しい環境を保ち、地球が宇宙からも訪れてもらえる観光地になってほしい」と話した。

モンキー・パンチさんと、ちばてつやさんは太陽光で動く宇宙船に乗るルパン三世らを描いた。
ルパンは温室効果ガスの削減を目指す「チーム・マイナス6%、ルパンも賛成」と呼び掛けた。

ちばさんは「漫画は紙を使う。石油ショック時、漫画がひょっとしたら環境を壊しているかもしれないと筆が鈍った」と振り返った。

仕事場を再現したアトリエコーナーでは漫画家本人が執筆作業を公開し、来場者らは普段見られない漫画家の日常に触れた。


京都新聞より

関連記事