「空飛ぶ宝石」ハチドリ
「空飛ぶ宝石」といわれる世界最小の鳥、ハチドリ類のチャムネエメラルドハチドリの可憐な姿を、東京都日野市の多摩動物公園・昆虫生態園で見ることができる。
同ハチドリは体重約10㌘、体長約10㌢で南米のペルーやエクアドルに分布。
緑色の首の羽と長いくちばしが特徴で、花から花へ蜜(みつ)を求めて機敏に飛び回り、花の中にくちばしを挿し込んで蜜を吸うという。
ハチドリはわずかな環境変化にも弱く、同園でも平成3年にペルーから9羽を輸入し、一時 は繁殖にも成功したが、一昨年7月には1羽もいなくなってしまった。
今年6月、新たにペルーから10羽を輸入し、大事に飼育。
ホバリング(空中静止)で蜜を吸う姿を見ることができるという。
産経新聞より
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