「ストレス」が三冠王

株式会社トリム リサイクル事業本部

2008年07月24日 20:22


外来語の認知度は「ストレス」がトップ――。
国語に関する世論調査で、こんな結果も明らかになった。

調査の対象は官公庁の白書などでよく使われる60語で、ストレスは認知度、理解度、使用度で“三冠王”。
120語を対象に同じ調査を行った14年度もトップとなっており、「社会状況が色濃く反映されているのでは」と文化庁国語課。

他には「インターネット」「リサイクル」が上位に入り、「ガバナンス」「バックオフィス」などは最下位グループに入った。

「もし外国人から話しかけられたら」。
この問いに「主に日本語で応じる」と答えたのは51.8%。
13年度調査より8.2ポイント増え、逆に「主に英語で応じる」は半減して3.9%。
同課は「外国人が身近に増え、日本に住むなら日本語を話してほしいという考えが基本にあるのでは」とみる。

自分自身の国語力の課題では、
▽16~19歳「漢字や仮名遣いなどの文字や表記の知識」
▽20歳代「説明したり発表したりする能力」
▽30歳代「敬語などの知識」
▽40歳代「考えをまとめ文章を構成する能力」
――と、年代ごとにトップがきれいにわかれた。
社会的立場が反映されているようだ。

産経新聞より

関連記事