水の大切さ訴え 雨水タンク設置
同志社大新町キャンパス(京都市上京区)に18日、学生たちの提案で雨水タンクが設置された。
水の大切さを訴え、教育にも活用していく。
学外公募による実践・参加型授業「プロジェクト科目」の一つ「水環境政策」を受講する学生たちが、京都の水の現状を学び、自らも行動しようと大学に設置を働き掛けた。
尋真館の入り口脇で、学生たちも雨どいのパイプを切るなどの作業を手伝い、250㍑のタンクを据え付けた。
当面は花壇の水やりに活用しながら、学内に広報し、打ち水の効果や酸性雨などのワークショップでの活用を検討していく。
受講生の野口真由美さん(社会学部3年)は「設置して終わりではなく、雨水と環境について学べるようにしたい」と話していた。
授業を担当する京都・雨水の会の上田正幸代表は「水を通じて地球と環境について考えるきっかけにしてもらいたい」と話していた。
京都新聞より
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