蛍光灯の駒形提灯

株式会社トリム リサイクル事業本部

2008年07月13日 20:31


祇園祭の山鉾が建ち始めた京都市中心部で12日、夜を彩る駒形提灯の点灯が一部の鉾で始まった。

今年から、環境配慮で白熱電球から蛍光灯に切り替えられた提灯が並び、例年よりやや明るいあかりが夏の風情を演出した。

この日点灯したのは、四条室町かいわいの函谷(かんこ)鉾と菊水鉾、鶏鉾。
鉾の上から聞こえる祇園囃子(ばやし)の音色に引かれて集まった見物客たちは、新しいあかりを楽しんだ。

蛍光灯に変わったことで、提灯が明るく白っぽくなるという懸念もあった。
菊水鉾保存会の川塚錦造副理事長(61)は「ろうそくから白熱灯、蛍光灯と変わったのは時代の流れ。明るく、やや白いが、雰囲気を壊すほどではない」と話した。

13日午後5時15分からは、長刀鉾(下京区)で点灯式がある。
14日までにはすべての山鉾で蛍光灯の提灯がともる。

京都新聞より

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