1万6,500人が「エコ検定」に挑戦
環境の知識を問う「エコ検定」(環境社会検定試験)の受検者が増えている。
東京商工会議所が環境を守る行動を起こしてもらおうと、2年前から全国の商議所の協力で実施しており、4回目の今月20日には1万6,500人が挑戦する。
主婦や学生のほか、会社の奨励で社員がこぞって受けるケースもあり、東京商議所では「北海道洞爺湖サミットの効果で関心が高まっている」と分析している。
エコ検定は、高校生レベルの知識を問うもので、地球環境、リサイクルなどの分野から出題され、100点満点で70点が合格ライン。
合格率は7割程度で、合格者には名刺サイズの合格証が渡され、その中から選ばれた「エコレポーター」は、環境情報を発信するホームページで身近な環境活動を報告する。
過去の受検者は初回と3回目は1万3,000人余、2回目は約9800人。
合格者の年齢は11~86歳。
「団体受検」常連のアサヒビールでは、すでに40人が合格し、今回も38人が挑戦する。
43人が合格した玩具メーカーのバンダイでは、社内で自分専用のカップやはしを持つ動きが広まった。
今回の募集はすでに締め切っており、次回は12月に行われる。
読売新聞より
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