学食の廃油 バス燃料に(フェリス女学院大学)
フェリス女学院大学は学生食堂から出る廃棄天ぷら油をリサイクルして通学バスの燃料に利用する事業を始めた。
学生に環境問題を身近に考えてもらえるきっかけを提供するのが狙い。
利用するのは天ぷら油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料(BDF)。
BDFは同大の山手キャンパスと緑園キャンパス間(21㌔㍍)を結ぶディーゼルエンジンバス1台(定員28人)に使用する。
全燃料のうちBDFを利用するのは約5%。
同事業の期間は7月末までだが、期間中に最大約60㍑のBDFを使用する。
同事業は5人の学生と准教授が取り組む。
学生はBDF使用による二酸化炭素(CO
2)排出量を調べる。
6月2日から順次成果を発表する予定。
期間中に最大156㌔㌘のCO
2を削減できると試算している。
日本経済新聞より
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