レジ袋使用 3億枚減る

株式会社トリム リサイクル事業本部

2008年09月15日 16:09


日本生活協同組合連合会(東京・渋谷、日生協)は、2007年度のレジ袋の使用量が想定より約6割減少したと発表した。

枚数に換算すると3億8,800万枚。

最近は、各地域生協が自治体と共同でレジ袋削減策に乗り出すなど活動領域が拡大したためだ。


加盟する64の地域生協が運営する1,033店を対象に調査。
想定使用枚数は客1人当たりが1.3枚を使用すると仮定し来店客数を掛けて算出している。

調査対象の3割の生協が買い物した商品と一緒にレジで袋の代金(1枚約5円)を支払う「レジ精算方式」を採用。
今回、この方式を導入した生協が想定枚数の9割減と最も高い効果を出した。
代金の支払い箱をレジ横に設置する「代金箱方式」は同83%減、組合員が任意で代金を払う「募金箱方式」は同60%減だった。

最近はコープこうべやコープかながわ(横浜市)やコープながの、京都生協など自治体とレジ袋の削減協定を結び、共同で削減活動に取り組む働きが加速。
日生協は今後、レジ袋持参などの呼び掛けを継続し、削減率向上を後押ししていく。

レジ袋の削減では生協最大手のコープこうべが約150店舗でレジ袋代金の精算制を採用。
4月にマイバッグの持参率で9割に達した。


日経流通新聞より

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