「みずほエコアシスト」
耕運機の爪メーカー、太陽(高知市、久松朋水社長)は、環境事業でみずほ銀行と提供したと発表した。
廃油を燃焼させて熱源にする装置など、同社の環境設備を購入する事業者に、みずほ銀が優遇金利で資金を貸し出す。
みずほ銀のこうした業務提携は関西電力、東京電力に続いて3件目。
中小企業では初めて。
みずほ銀は環境関連設備投資向けの金利優遇ローン「みずほエコアシスト」を取り扱っており、今回は「みずほエコアシスト(株)太陽口」として貸し出す。
適用金利を最大で年1.5%優遇する。
融資金額は1,000万円以上。
太陽はみずほ銀に、購入先を紹介する。
太陽は環境事業を強化する方針で、10月には、金属部品の切削作業で出る含油排水を燃焼処理する新製品も発売する。
1時間に100㌔㌘の処理が可能で、価格は1台500万円。
同社の2008年6月期の環境事業の売上高は5,000万円だが、今回の業務提携や新製品投入などで3年後に3億円に増やす。
日経産業新聞より
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