社員栽培の野菜販売
東急ストアは自社の社員が生産した野菜を販売する。
まず成果の仕入れ担当者を茨城県内の提携農場で従事させ、栽培した大根や白菜を約50店で販売する。
生産から直接携わることで、食の安全志向に応える。
来年以降は農業生産法人への出資も検討する。
今春から試験的に社員2人を茨城県小美玉市の提携農場に派遣した。
約13,000平方㍍超の農場で農家や茨城県と協力しながら大根を栽培し、先月末から約50店で扱い始めた。
2009年2月期中にキャベツなどを加えて約20品目まで栽培品種を増やす。
農場から店舗に直送し、売場で社員が生産段階から品質を管理していることを明記する。
今期は660㌧、1億4,600万円の販売を目指す。
3年後にはこうした青果の売り上げを年間3億円以上に増やす方針。
来期以降、対象の農場や派遣する社員の数を倍程度に増やす考え。
既存の農業法人への出資も視野に、農業への関与強める。
日本経済新聞より
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